昨日の日記で、「カミオカンデ」の小柴教授の
話題をチラッと
書いたら、昨夜は、その小柴教授の弟子にあたる
梶田博士がノーベル物理学受賞!
本当に素晴らしい!


経歴を見ますと、
埼玉大学理学部から、東大の大学院で修士と博士
号を取得しており、やはり、アメリカ型ですな。
そう考えてみると、
東大や京大に受かるために頭脳を受験勉強で
疲弊させないほうが、長い目で見ると研究者
の着眼にとって必要なことなのかもね。



昔の東大京大・旧帝大卒の研究者は、だいたい
旧制高校から持ち上がりで、いわば、高校大学
学部一環教育で上がってきているので、
それほど、受験勉強で疲弊していない。
今のだいたい80歳代の方々ですが・・・



今は、中学高校一貫教育・一貫校で、大学受験時
にその頭脳がマックスになって、大学学部・
大学院でなだらかに落ちていく、こんな
感じだろう。



そう考えると、このような日本人のノーベル
賞受賞ラッシュが、今後も連鎖すると楽観
するのも危険だろうね。



東大や京大が受験で、推薦枠を新たに設けたり、
センター試験を5年後に廃止するのも、そう
いった危機感に基づいているのかもしれない。



さて、今晩はノーベル化学賞発表です。


ゼオライト」開発に携わったアメリカの
ラニゲン博士(女性)が有力かという
情報が入っています。どういう研究者か
全く解りませんが(笑)


ただ、「ゼオライト」というと、しょっちゅう
壊れて故障する(笑)福島第一原発東芝
「アルプス」。
放射性物質(とくにセシウム)吸着に
利用されている鉱物を思い出します。


それとも、日本人研究者の3夜連続の
受賞があるのでしょうか?



楽しみですね・・・