物を作らず、さやを取る

さや取りっていうのは

株式投資の手法で、

いわば、買ってきて

利が乗ったところで

うる、っていうもので

目新しいことじゃない。

こういったディーラー的な

発想は、40年以上前は、

忌み嫌われていたんだが、

 

 

 

金融の自由化が進んだ

2000年代初めころから、

日本では、製造業を

軽視し、生活必需品すべて

人件費の安い中国をはじめ、

アジアに移管した。

コア(肝)の技術を日本で

押さえているので、中国他

人件費の安い国々に

製造を移管しても問題ない、

というのがここまでの日本の

製造業なんだが・・・・・

 

 

今回のコロナ危機。

やはり、戦前派・戦中派・

トランプなどが言うように、

国内に多少は工場が必要

だった、という原点回帰を

強いられているわけで・・

 

 

戦前派・戦中派はよく

補給路は確保しているか?

と言ってたが、まさに

それ。いざというときの

補給路を確保しておいたか?

多国に分散するのも一手だが、

国内にも工場一つ持っておく。

当たり前のことを当たり前

にやれるか?

 

 

 

医療崩壊もそう。いざという

時にECMOを回せる人材を

育てていたか?全医療機器の

20%日本で生産できたか?

 

 

全産業人口の大部分が、

さやを取る業態に従事しては、

100年に1度の危機には

お手上げ。

 

 

日本の労働人口

4分の1が、飲食・遊興・芸能

関連の従事者、さらに

4分の1が、観光・ホテル・

レストラン・デパート・

タクシーなど

インバウンド関連の従事者。

さらに、4分の1がIT関連。

さらに8分の1が、エッセンシャル

ワーカー(医療・公益・鉄道・

など、)、残りの8分の1が

製造生産者(工業・農業ほか)。

 

 

 

こういった上記の比率はかなり

歪だと思う。

ざっくり言えば、

3分の1が、生産・製造業者

3分の1が、エッセンシャル・ワーカー

6分の1が、IT関連

6分の1が、インバウンド・飲食・遊興芸能関連

こんなところが、あるべき(笑)ただしい

比率でしょう・・・・

 

 

骨太って、安部ちゃんがよく言いますが

さやを取っての転売。これは、骨太ではないよね。

テレビでたけしさんが、飲食業をやってる

人たちの家賃・テナント料を、待ってやる。

そういう大家いないの?って言ってましたが

まさに、そうですね。

 株やってる人も、不動産やってる人も、

不労所得者ですから・・・・・

基本、お金持ちです(笑)

待てると思います。

 

 

 

さやをとってる人を優遇しすぎたら

そりゃ、国はおかしくなりますよ・・・

 

 

 

 

日本に神のご加護がありますように・・・