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ルールナンバー1投資の著者がフィル・タウン。
基本的な考えは、バフェットと同じだが(自ら
バフェットの弟子と思ってるが)、財務分析で、
ROE(Return on equity)の代わりに、ROIC
を使うらしい。
ROE=税引き利益÷株主資本
ROIC=税引き利益÷(純利益+負債)
バランスシートで、どの項目を分母に使うか、
その若干の違いである。
バリュー投資家なら、財務分析の基礎があるので
一読に値する本ではないでしょうか。
- 作者: フィルタウン,Phil Town,中島早苗
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
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女房と「オプション」について話す。外資証券会社
で、金融商品を扱っていた彼女にしてみれば、
オプションの話が、僕から出たのは以外だった
らしい。
やるなら、プットの売りだね、しかもアメリカ株
個別銘柄がいい、と言ったら、プットの売りは
玄人がやる取引よ!と来た。(あんたはダメ!と
いう事か、)
プットの売りっていうのは、「相場が、下がっても
ここまでは下がらないだろう」っていう戦略で、
株価のサヤを得るんじゃなく、オプション・プ
レミアムを得る戦略。
オプションを知りたい人にはこの本がいい。
一読に値します。
日経225オプションをやっている方には申し訳
ないが、個人的には、インデックスのオプションを
やる気は全くない。
オプションをやるんであれば、アメリカ個別株に
なる。全世界から、プロもアマも参加している
市場のほうがいいに決まってる。
日経オプションをやるな、と言ってるわけでは
ありません。素人には勝ちにくい商品のような気が
すると思うだけです。