そろそろ、オプションを再開しようかと、思ってる。
と言っても、アメリカ株(個別株)オプションでは
ない。

できたら、商品のオプションがいいが、指数オプション
でもいい。

仕事が忙しいし、日経225オプションなら分りやすい。

今、日経平均が9000円くらいで、今後、直下型地震
ギリシャの財政破たんの影響など、プットが高くなる
要因が多い。実際、いまは、コールよりプットの方が
高いプレミアムになってる。

しかし、である。オプション相場に参加している投資家が
思う事の反対が、相場で起こるのが常識。

しばらく、日経平均は棒上げして、ある日突然、地震かも
しれないし、ヨーロッパの危機かもしれないが、
そのイベントために、2000円近く暴落するのでは?

ここから、日経は11000円まで上げて(地震がなければ
、だが)、4〜5年後にまた、8000円まで下落、
というのが自分のシナリオだ。


まあ、予測などほとんど、あたらないのが常だが。


日経がボックス相場で、ボラティリティに変化がなけれ
ば、プットもコールも、売りでプレミアムを稼ぐのが
ベストだが、乱高下すると、売りの優位性は薄れる。


日経225オプションの月別のプレミアムを見ると、
限月が5月で、ほとんどのオプションにプレミアムが
ついていない。これは、アメリカ個別株のように、
LEAPS(長期のプット売り)戦略が取れない
原因と思われる。したがって、日経オプションに投資
している投資家たちのほとんどは、デイトレーダーか、
1〜2ヶ月以内の決済が主流のようだ。この点が、
ちょっと気にかかる。また、アメリカ個別株のオプション
だと、期先のプレミアムは安いのが相場だが、なぜか
日経225は期先のオプションのプレミアムが高い。


期先のOTM(アウトオブマネー)オプションを買いた
いが、買えるオプションがない。ATMは、期先に行けば
行くほどプレミアムが高い。

日本の個別株オプションも検討してみるか。


指数オプションを買うなら(売りでない)、半年後の
ファーOTMのプットを安値で大量に購入する戦略が
一番いいが、(今の日本の状況では・・)残念ながら、
半年後の期限日に買えるプットのオプションがない。
半年後や1年後の経済に自信がない国がオプションを
やるのは、危険すぎないか?


アメリカ市場で、LEAPSでは、2〜3年先のオプション
を売買できる。


日本ではどうも、オプションをデイトレードの道具
の一つとしていて、本来のオプションの特性や旨みを
無視しているように思う。
是非、期限日が長期のオプション取引を活性化させて
ほしいものだ。