メキシコで発生した豚インフルエンザの感染者数
は、現時点で、1200人以上。死者は80名以上
に。


死亡者数のうち、20名は、豚インフルエンザ由来の
ウイルスで、残りはまだ確認がとれない、らしい。



また、このウィルスは、A香港型のインフルエンザ
ウィルスと同じものらしい。



さらに、この豚インフルエンザの死亡者、感染者の
多くが、若年世代(10代〜40代)で、20世紀
初頭のスペイン風邪のように、
一番免疫系の弱い老人や子供が犠牲になってるわけでは
ない。



もろもろの事情を考慮し、WHOは、パンデミック
緊急事態を、まだレヴェル3として、暫く、
様子を見ようとの事。



鳥インフルエンザ・ワクチンについては、米英仏日
の有名な企業が、臨床治験を終えて、実用化・
販売まで、こぎつけている。
しかし、このワクチン、豚インフルエンザには、
効かない。そもそも、ウィルスの型が違うので。




ロッシュのタミフルグラクソ・スミスクライン
リレンザは有効との情報もある。タミフルも、
リレンザも、それらを感染防止に使用するのは、
よく知られている。
タミフルなら、1錠づつ、1週間ほど飲むように
添付書類に書いてある。



ただ、タミフルは、基本的に、患者(患者疑い)
に投与することになってるので、患者の家族が、
抗インフルエンザ薬を処方されることは、
まずない。



どちらにしても、ひたひたと、鳥インフルエンザ
豚インフルエンザアウトブレイク(流行)が、
水面下で進行しているのは間違いないと、思う
べきだろう。


我々ができることは、手洗い、うがい、マスク。
人混みを避けて、疲労を蓄積しない。ごくごく、
当たり前のことしかない。



今回はただの風評で終わることもあるだろう。
しかし、今後のパンデミックの可能性は捨てきれ
ないんだから、マスク類、ティッシュ類等の
備蓄くらいは、やっておくべきだろう。