福島、宮城方面と電話が全然通じない。会社の営業所とは地震当日だけ、わりと自由にコンタクトできた。 いわき原町方面にも行きたいが、電車も車も、アクセスはしばらく無理そうだ。 余震は関東でも、小一時間に数回感じる。 カミサンの実家は東京都下。ここでも余震は感じる。娘は、福島にいる親類と電話つながらずメソメソ。 今日のゴルフは、気分的に乗らない。キャンセル。 あまりにテレビのマスコミは不安を煽るので、家族には見せていない。ネットでアメリカの放送を見ている。こちらの放送は、事実を感情抜きに放送しているから。日本人は冷静沈着とか言われるが、報道を見る限り、アジア人の範疇のままだ。もっと冷静に報道してほしい。 天災で一番被害を受けるのは、ご老人、子供、病人、など社会的に弱い立場にいる人間。そこを忘れないでほしい。 ほんと、携帯電話を使えない人メールを使えない人(年寄り、子供、病人)と、コンタクトできないのは困る。こうした天災後は、年寄り子供病人の方々の声や、字を見るのは、ほとんど不可能だ。ネットが使えないからね。とりあえず、無事ならよし、とすべきかな。皮肉なことに一番コンタクトできたのは、地震当日大揺れしてた時。道路も電気も電話も原発も、バックアップを想定していない。 おかしな話し、電報みたいな命のかよった伝言、自治体が張り出した紙切れの方が、テレビ安否確認より、よっぽど信用できる。アナログだから。個人的な見解だが。地震に強い家屋は、津波には強くなかった。しかし一般人が、地下室付き自家発電付きの鉄筋コンクリート4階建てを建てられると言うのか?家を鉄筋コンクリートにしろ、というのは無茶苦茶な提言だ。 1000年に一度の大災害。被災された方々に、お悔やみしか、言えない。 今回の津波の被害は、内陸の地形が大きく左右した。宮古釜石市のように逃げられる高台のある地域はまだよかったかもしれないが、南相馬市南三陸町のように平野が広がったところは、被害が大きかった。静岡市もこういう地形で、海岸線に高い鉄筋コンクリートのビルを建てている。さっきの話しとは矛盾するが、個人住宅ではなく、公費で市役所や町役場を鉄筋10階建てにして、海岸線近くに建て、そのビルを避難場所にするのはどうだろうか?東海地方の地形が似た地域も、高いビルを海岸線沿いに建てるべきだ。観光景観よりまず、津波対策だ。高い津波にはいくら平面的に逃げても、追い付かれてしまうのが、今回はよくわかった。