今朝、シアトルの大学時代の友人から突然電話があった。25年振り。彼女は一度私の両親が福島の浜通りにいた時、遊びにきたことがある。 アメリカからテレビやネットで日本の惨状をみて、いてもたってもいられなかったらしい。 今は両親とも、別の所(いわき市にはいない)なので、自分の家族の状況は把握したようだ。 不思議である。自分は1985年当時、彼女を嫌いではなかったが(笑)、こうしてお互い家族持ちになり、今回の大地震で、再び連絡を取り合うとは。 女房もいきなり、朝一にアメリカ人女性から電話だから、驚いたようだ。いったん私の両親に電話して、私の電話番号聞いたらしい。しかも、この人の話しは女房に一度もしなかったから。若かったけど、そういう関係ではなかったしね。カミサンも、しがないアラフィ駄目オヤジと思ってたので、ホッーという感じだったろう。ただ、家族で、アメリカに旅行したいなどと言い出さなければいいが。 それだけ今回の大地震津波原発事故は、太平洋の向こう側でもインパクトがあったということ。 I pray for Japan.と言ってたよ。自分も数十年振りに英語を使ったので、はじめはシドロモドロで、大変だった。 まだ余震があり、いやな感じだが、一番心配なのは原発事故だ。 どうやってリアクターをなだめるか?だ。チェルノブイリ事故では原発そのものをコンクリート漬けにしたらしいが、この作業で100人以上の作業員が数日で亡くなっている。命懸けでも放射能は止められなかった。 日本はチェルノブイリの経験をロシアに聞き、実行に移す時期に来てるかもしれない。 政治や行政は最悪を想定して、早目早目に手を打ってほしい。
「あの時、こうすれば良かった」では、今回の場合はすまされない。


早くロシアの専門家を呼び、2重3重の鋼鉄・コンクリートシェルターを
原発近くで作っておくべきだろう。最悪の場合を想定し、放射線を封じ込めるシェルターを作っておくべきだろう。
自分たちに都合の良いロジックは捨てて、最悪を想定すべきだ。