福島原発事故で、ロシアの専門家は、100%チェルノブイリ

のような惨事にはならないと、述べた。一方、

アメリカは今回の炉心がアメリカ・GE製で自信がないのか(笑)、

すでに、

危機管理レベルは、スリーマイル・アイランド事故を

上回ってると述べた。「どちらが正しいのだろうか?」




最悪を想定するのは、悪くはない。

これは、アメリカ的な考えだが。



日本の原発工学者も、石棺(コンクリートや鋼鉄のシェルター)を

造る必要は100%ないと言う。「本当だろうか?」




自分は、知人友人が、浜通りに多くいて心配なのです。

どうしても、いまのままで収まる処置をして下さいって、

思っちゃうんだよね。これから、50km圏内に避難勧告が

出るようなら、「なんで?」で思うのは当たり前。




東電や政府の記者会見も、日本人記者だけでなく、

今回の場合、海外の記者もオープンにすべきだ。また、

自分の知り合いも言ってたが、こと、動力設備設置、ポンプ

設備設置、冷却設備設置なら、小回りの利く会社が、

日本にはごまんとあると、言っていた。原子炉の構造や

原子発電の素人でも、だ。今回の危機は官僚的な思考、

天下り的な思考では解決しない。すべての取れる手段を

取るべきで、国家の総力戦で臨むべきだ。

縦割り・マニュアルではなく、民間の英知をここの原発

に注入してほしい。お金抜きでやりたい会社がいっぱい

ある。




石棺(シェルター)は必要ないというが、必要になって

すぐに造れるのか?映画の「コンタクト」じゃないが、

一つは政府行政に造らせ、もう一つは民間に造らせる。

これくらいの危機管理思考がいまは必要だ。




那須塩原まで新幹線が往復してるので、今週の週末に、

いわきに行くつもりだが、嫁さんと家族には言えない。

心配するからネ。ただ、心配なら、かの地で自宅待機状態

を強いられてる人たちはもっと、心配だ。

ごちゃごちゃ言わず、ガイガーカウンターもって

浜に行ってみるしかない。





あと、心配なのは、日本列島周辺海底の地殻が不安定

になっており、東海・東南海地震の誘発がないか?

ということ。東海道沿岸から四国沿岸までの津波警戒も

必要だネ。「東京の機能をいまのうちに分散し、

関西や九州に一時的に移転しておく」これも大切だ。

いざという時になって、行政がスムーズにいくようにね。





「悲観的」とか、「不安をあおる」ではなく、打てる

手はすべて打っておこう、ということじゃない

でしょうか?



羽田や成田から海外へ避難できるルートを、在日の

外国人たちに確保するのも大切だ。



これらの事をすべてやって、「第2次大戦以降最大の

国難」と言いましょう。口だけなら、私でも言えます。


アメリカに冷却装置を頼んだが、いつくるのか?

ロシアは極東に冷却水などあるだろう。原子力潜水艦もあるし、

事故処理もお手のもの。 アメリカの冷却装置が作動しなかった場合の

バックアップはあるのか? 今のうちに日本企業にも、

同じスペックの装置を造らせたほうがいいのではないか?

東電や政府が想定することは全て想定内すぎないか?

そして、アクションが遅く、量的に少なすぎないか?

この原発危機と被災者救済は別問題だ。

いまはこの原発危機に集中して下さい。




アメリカの放送を見ると、まず、自衛隊が空中から大量の

砂をリアクター上にまき、その上で、シェルターをかけろと、

言ってる。

「これは本当に起こってしまうのか?」

悲劇である・・・・・・


自分は、 I pray for JAPAN.

神に祈ります。

どうぞ、神のご加護がありますように。

お願いいたします。