福島第一原発チェルノブイリ級の事故レベル7に引き上げられた。 ロシアの原子力関係者は、放出された放射能チェルノブイリの10分の1以下で、レベル7は高すぎると言う。アメリカは発表が1ケ月遅すぎた、と言う。放射能レベルではまだ10分の1かもしれないが、まだ放射能漏れを止められない、原子炉の火力がチェルノブイリの10倍もあることを憂慮してるとアメリカは言う。 自分は再三この日記で書いてるが、現政府と東電はなぜまだ、この原発に関わってるのだろうか?現場の作業員と十数名の東電技師をのぞいて、指揮系統を、アメリカ・フランス→ロシア→東電技師・他社の技師→現場の作業員、という流れにしないのか?
いままで放射能漏れを制御できなかったスタッフに、これからの作業指揮を任せるのは、危険だ。 福島第一原発は国際チームの管理下に置くべきだ。一度全部リセットするべきだ。 現政府も一度下野して、リセットするべきだ。 チェルノブイリ事故では1つの炉心爆発で、300kmまで強制退避させられた。福島第一原発は、炉心1つだけではない。もし1つでも水蒸気爆発すれば(大気放出)、他の炉心も制御不能になる可能性は、非常に高い。日本国土には誰も住めなくなる可能性は0%ではない。最悪の場合、北半球の70%くらい、人が住めなくなる可能性も0%ではない。 この問題は日本だけで処理する問題ではない。早くアメリカ・フランス・ロシアの専門家が関われる体制を作るべきで、アメリカの責任者に逐一状況を報告させるべきだ。イメージで言えば、第二次大戦後のGHQ。 もう日本だけでコントロールできる範囲を超えている。