放射能除去装置と言うと、アラフィ世代には、宇宙船艦ヤマト。イスカンダル星に、放射能除去装置を取りに行くストーリーだ。


平和ボケした日本で、まさかこんな、あり得ない装置が必要だ、と思う日が来るとはネ。



先日、取引先の知人とあい、昼飯を食べた。彼は、3月11日当日、仕事で中国にいて、その後も、何回か中国に行ってたらしい。最近ようやく、中国から日本への飛行機に、中国人がちらほら乗るようになったらしい。 つい2週間前は、日本行き飛行機はガラガラだったとの事。 その間、沖縄に出張したが、日本人、外国人の旅行客とも、ガラガラだったらしい。



農業、漁業、酪農家ばかりではない。福島から何百キロも離れた沖縄でも被害甚大だ。日本人の自粛と併せて、観光地はどこもかしこも、存続の危機。

東電からの補償は、これら遠方の観光地でも、対象になるのか? わからない。



まだ自分が小学校低学年だった頃、1966年くらいだが、いまだに鮮明に覚えてるのは、中国の水爆実験だ。テレビやラジオは、雨の日は外に出るな、と放送していた。最近、文献で調べると、当時の中国人民軍が、今の新疆ウイグル自治区楼蘭付近で誤って起こした、核爆発事故だったらしい。何と、核爆発とその後の核の雨で、累計20万人が亡くなった、という。



この核爆発事故が人類史最大級の事故で、広島の原爆やチェルノブイリ事故を越える、未曾有の被害を与えたと言う。



さて、放射線(能)を除去するものは、いろいろ、書籍やネット上で語られている。



水・原乳など液体に溶けた放射線物資は、ゼオドライト(鉱物)がよく放射線物資を吸着するという。



人体に取り込まれた放射線物資には、レスベラトール(赤ワイン、ビールに存在)がいいとか、セシウム137はカルシウムと元素構成が似ていて、カルシウムをあらかじめ摂取しておけ、という人もいる。はたまた、同じ理屈で、ヨード131の代わりに、成分が近いワカメ・昆布を多目に摂取しておけ、とか、いろいろだ。



土壌に溶けた放射線物資は、菜の花やヒマワリが良く吸いとってくれて、菜の花やヒマワリ自体にほとんど放射能が残らない、など。




ゼオドライトについては、既に多くの原発施設が利用している、らしい。また、カラムクロマトグラフィなど、吸着装置を使い、汚染水を浄化しているが、飲料水のレベル、と言うには、程遠い。



ある人は、原発ごと高電流プラズマで焼ききってしまえ、という。運よく出来ても、放射能がなくなるわけではない。



こう考えてくると、ホントお手上げである。




以前この日記で、神を冒涜する蛮挙と書いたが、
巨大宇宙ロケットに、原子炉(圧力容器)ごと載せて、太陽系外に飛ばすしか、方法はない。



異次元空間などに転送できるタイムマシンがあれば、それでもいいが、そんなもの10万年後の技術だ。



放射能を除去できる装置、バクテリア、物資を開発できれば、


そのままノーベル賞だ。



また、やってみなきゃわからない水棺を1号機に、東電がやるという。



国外避難用に、子供のパスポート2部、申請した。国外避難しても、セレブじゃないから、仕事できなきゃ半年しか海外にいられないが。




いったい、いつまで、現政府と東電に、福島原発を任せるのか?