1万年以上前に高度な文明が存在した痕跡を追った
神々の指紋」(世界で600万部のベストセラー)以来20年ぶりに
書いたハンコックの新刊が「神々の魔術」。


上巻だけ買って、読み切った。

自分もわからなくて疑問に思っていたことが分かった。
納得したという感じだ。



去年の9月にこの日記の題「いろいろ解ってきてますね・・・・・」で
自分も書いたが、1万3000年前ころに、北米で起こった彗星の衝突。
この事実は2007年位にアメリカのクリーブランド大学の地質学者の
論文で明らかになった。


これは自分も知っていたが、


グラハム・ハンコックは、この彗星が北米の極冠(当時は氷河期の
終わりで北米に氷河が張り出してシカゴやワシントン州のスポケーン
あたりは氷河の下だった)に衝突し、この氷河への彗星衝突が、
世界的大洪水を引き起こし、暖まりつつあった地球が急激に冷えて
氷河期の酷寒期よりさらに寒くなったという。その期間が1000年
続くが、その後、今度は急激に地球の温度が上昇したという。
ハンコックは、13000年前頃に彗星が地球に衝突し、11500年前ころ
にその彗星が再度地球の太洋に衝突したと結論付ける。



10年位前に、NHKで13000年ころに急激に地球の温度か低下した
原因は、北米で巨大な氷河の塊が太洋に流れ出て、それがもとで
世界的な氷河期の再来を引き起こしたとしていた。その際、
狩猟民族であった人類が初めて農耕を始めたという。こんな
ふうにNHKは説明していたな、確か・・・



ともかくこのおっさん(グラハム・ハンコック)、深いね・・・




まだ、下巻を読んでいないので早くその結末が知りたいね。
下巻が楽しみである。