不顕性感染と法定伝染病
自分が新型コロナ肺炎に感染してるのでは
ないか、検査してほしいという自治体への
問い合わせが、（ニュースによると）
ものすごく増えているらしい。
新型肺炎では、症状が明確に現れた感染者
（ＰＣＲ検査不要と思われる患者）以外に、
キャリアと呼ばれる不顕性感染者（ＰＣＲ検査
で陰性となってしまう患者）が、市中感染、
院内感染を広げているようだ。
インフルエンザでは、自覚症状がはっきりした
患者なら、ウイルス判定簡易キット陽性になる
が、ちょっと調子が悪いという疑似患者では
陰性になる（インフルに感染していても、
である）。
簡易キットを作ってたわけではないので(笑)
何とも言えないが、簡易キットがつくれたら
市中感染の問題が解決するとは限らない。
高熱があって咳がある人はまず、
インフルエンザの検査をしてみる
手もあろう。これで、陰性なら、
コロナを疑う確率が高くなる。
不顕性感染の患者が、はっきりした症状が
なくても、健常者に移さない努力がないと、
市中感染は止まらない。
国が進めている感染ルートの特定は悪くない
が、満員電車で通勤する人が感染して、
朝の満員電車の濃厚接触者を特定するのは
かなり、無理がある。
マスクをつけて健常者が予防するっていう
感覚じゃなくて、不顕性感染者と思っている
方々が、マスクをつけて健常者に移さない。
こういうことしか今の時期には有効性が
ないんじゃないだろうか？
やはり、薬の出来上がりしか、
コロナウイルスの解決は
難しいと思う。
いまアメリカの株価をみると、
バイオテク、製薬の会社の株が
新高値を続々抜いている。
新型コロナウイルスの新薬期待、
である。
我々日本人は、多少体調が悪くても
思い切って会社など勤務している
所を休めない。
まず、雇っている側が、マニュアルを
作って、新型に感染した場合は、
まき散らさないように、自宅待機
を指示する。さらに進んで、
不顕性の感染者（ちょっと体調悪いが
動けてしまう）を、自宅待機させる。
ここまで徹底しないと市中感染は
治まらない。
結局、われわれ真面目な日本人の
生活パターンが、市中感染を
広げている、
会社（勤務地）を休めない・・・・・
そういう体質が、市中感染を広めている。
しばらくは大変だ・・・・・・
東京オリンピックどころじゃないよ・・・
昔（といっても40～50年前）は、法定伝染病で、
実際に病院で隔離された、っていうことがあった
んだが、ここ最近は、そんな話はあまり聞かない
よね。
自分も小さいころ、猩紅熱で隔離されたが
覚えているのは、そのころの医師も看護婦も
ものものしくて怖かったんだが、いまの
医療施設は結構やさしい。いい意味で優しい。
伝染病として、このコロナウイルスを
とらえるなら、病院施設はもっと厳重に
それらしき患者を隔離する方向性が
正しい気がする。
昔の医師や看護婦が上手だったとも
思わないが、法定伝染病がそこら
じゅうにあった日本で、彼らの経験値
は、今の医療従事者より上だったのは
まちがいない。70代80代で引退された
医師や看護師に、手っ取り早い感染
防止法を聞いて、施設で実施しては
どうだろうか
増えている、という。
中国当局が、感染の温床地を
焼いているのだろう。
中世の欧州でペストが流行った時
やる方法である。
この状況は
ものすごく深刻だと思うべきで、
日本政府の対応は、３１１同様
生ぬるいと思う。
政府は大本営発表を今すぐ
止めるべきだろう。
フランスが今の日本の様な状況なら、
多分、政府が1か月間のバカンスを
国民に義務付けるはずだ。
無人島に、感染者を送り込み徹底
隔離するはずだ。
