仕事で、東北・仙台に行くことがあるが、
いつも日帰りで、
東北新幹線をつかっているが、
備え付けの雑誌に、陸奥、平泉の歴史の
本が、よく置いてあって、見ている。


自分は全く歴史には詳しくないが、
80過ぎた父親が歴史好きで、
よく鎌倉平安戦国時代の武将の
話なんかしていて、ちょっとは
興味があるようになってきた。


平安時代に、京都にいた源氏の(名前は
忘れたすみません)親玉(親子)が、
陸奥平泉のさらに北にいたアイヌ
安倍一族(アテルイの一族)を、
皇室の詔を受けて、討伐と称して
北上するんだが、
意外と、一般人は知らない。


岩手県の盛岡近郊には、前九年後三年の
役の古戦場が今も残っているらしい。
この戦争の時代背景は、大雑把に
言って、まだ、平泉の藤原氏の文化が
花開く前だから、かなり古い。
清原氏という東北の豪族が、この
戦争に関わっていて、アイヌアテルイ
の血を引いているらしく、さらに、
奥州藤原氏の先祖にもあたるらしい。



このJR東日本の雑誌は、今手元にありませんが、
東北新幹線の席の前の網に入っているので
誰でも入手できます。



話がそれたが、この奥州藤原氏の滅亡と、
源氏の御曹司、九郎義経武蔵坊弁慶
話は、よくNHK大河ドラマで放送する
ので、ポピュラーですが。



話は戻って、京都にいた源氏の親玉ですが、
源氏というと、伊豆に流された頼朝や
義経なんですが、もともと源氏は京都の
雇われ武士で、戦争屋みたいなもの。


この源氏の親子が、みちのくの辺境の地
(誤解のないように、当時の話です)
に、何ヶ月もかけて東上北上し、
軍勢を集めて、征服しに行った光景は、
アレキサンダーの大遠征を彷彿させ、
思わず、東北新幹線の中で、へェ〜
って唸ってしまいました。


食料や馬の調達に苦労する時代ですから。


秀吉の中国大返しって、信長が討たれて
じぶんは岡山か広島から、京都に戻って
明智と一戦交えるんですが、
京都から岩手県の北部に行った源氏も
すごいよね。平安時代の話だから。



これから暖かくなります。


みちのくのロマンに身をゆだね、毎日の
介護の垢を落とし(被介護者はケア
センターに預けて)、ゆっくり
みちのく旅行してみてはいかがですか?