先月のネイチャー誌に、ここ4〜5年太陽黒点数が
低下し、太陽活動が少なかったが、今年の1月末に
近年では、最大級のフレアー(太陽表面から出る
炎)が発生した、という記事をみつけた。




米国のテキサス州にいる親戚から、去年の6月に
雪が降ったと連絡があったが、
いろんな原因があったと思う。ただ、40〜50年
テキサス南部に住んでて、夏に雪が降ったのは、
初めてだと言ってた。




黒点の数や移動距離などで、太陽活動が活性化してるか
どうか、判断するみたいだが、
こんご4〜5年は、かなり活動が活発になるらしい。
それで、そのまま地球の気温があがるかどうかは、
専門家じゃないんで、わからん。





太陽の活動で地球(文明)の存続の危機を描いた
映画がある。2009年に出た「2012」という
映画だ。

この映画、ある意味、ハリウッドの娯楽映画、
インディージョーンズ、パイレーツオブ・カリビア
などの系譜だ。SF,パニックの範疇を越えている。




映画は見ればわかるので、軽いあらすじのみ。

太陽のフレアーが人類史上最大の日に研究してた
インド人博士が、徐々に、地球のコアの部分が、
太陽からのニュートリノで、ぐちゃぐちゃに
崩壊している事実を知る。マヤの予言で人類は
2012年に滅びると書いてある。(太陽系の
全惑星が60万年ぶりに一直線になる)



地球では、全世界的に地震が多発、火山活動が
活発化、最終的に、地殻の変動で、巨大津波
大陸(地殻)の移動が始まる。



面白いのは、はじめはG8諸国の首脳や大金持ち
のみにこの情報を知らせて、彼らは極秘裏に
船を造っていた。

船の建造地域は、中国チベットのヒマラヤの
近く。実際、数千メートル級の津波が、ここにも
襲ってくるんだが。


この映画、なかなか今までの終末映画と違った
切り口で面白い。カーチェイスや飛行機の脱出
など、「おい!それはあり得ねーだろ!」と
笑ってしまう映画である。







娯楽映画なのか、人類への警告なのか、
迷ってしまう映画である。