文部科学省によると、自民党との話し合いで、あと5年を
めどに、大学受験資格試験として、TOEFLを導入する案を
まとめた、という。


自分も、数十年前、アメリカの大学に留学する際、
トッフルを受けたが、進学高校出身で(たいした高校
でもないが)、英語の試験(代ゼミ河合塾)で、
校内ではほとんど1位だった自分が(W君と1位を
競い合ってましたが)、1年かかって入学基準に
達するありさま(笑)


上智の外国学部英語科出身の連中も同じ大学に留学
していたが、彼らでも一回で600点取るのは
しんどかったようだ。自分も某六大学に在籍中の
身ではあったが、留学するまで(許可証が送られて
くるまで)3〜4回トッフルを受験した記憶が
ある。


TOEICなら850点を、50歳過ぎた今でも取るが、
トッフルで600点取れって言われたら、今の
自分なら1年かかっても厳しい(笑)
それくらい難易度は高いはず。


それぞれの大学で基準点を設けるのだろう。


1979年当時のトッフルはライティングや
スピーキングの試験はなかった。確か日本の
高校を英語がただ好きだという生徒が受けると
400点くらいが平均だと言われていたが、
今のトッフルは、どの程度の難易度なのか?



全国の大学で一律に入学資格の点数を設定
するわけじゃないのだから、スクリーニング
として用いるのはいいだろう。



ただ、トッフルはやりました、次はセンター
試験受けてくださいねって言われたら、
受験生は引くわな(笑)



トーイックの方がトッフルより良いって言う
意見もあるようだが、TOEICはあまりに
易しすぎると自分は思う。進学校で、ある
程度英語に自信のある学生なら、満点を
連発してしまうはずだ。問題も日本人
好みになっていて、どうも歯ごたえが無い。


まあ、いろんな意見があるかと思うが、
自分はTOEFL導入には賛成だ。
問題は、各大学がどのように活用するか?
だろう。