2〜3日前の日経新聞朝刊の一面に、面白い
記事があった。


子供を何から何まで面倒見たがる親たちを、
ヘリコプター・ペアレンツとか言うらしい。
つまり、子供の周りをうろうろと旋回し、
あれこれ、頼まれもしない世話を焼く親の
事を言うらしい。


この記事では、そういう親(ヘリ親)は、
どういう事をするかと言うと、

小学校の担任が気に入らないと、校長に
直談判して、担任を変えさせたり、
大学では、子供の変わりに就職活動したり、
等いろいろ。(記事を読めばわかります)


その記事中に、何故そのような親が増えたか
というと、
子供を育てる際、その関係性が、子供と親
しかないからだ、と述べている。


平たく言えば、昔は(たぶん1980年くらい
までであろう)、地域社会や、じいちゃん・
ばあちゃん・親戚筋、その他、子供に何かを
教える場合、周りからいろいろな、「ちょっかい」
があって、親達はその多くの「ちょっかい」の中で、
最も、良かろう(中庸であろう)と判断して、
無意識に、子供を教育してたんだろうね。
多分。だから、日経新聞の一面に出るような
行動はなかったと言える。



払えるのに給食費や授業料を未納したり、
学校の先生にストーカーまがいの行為に
及ぶのは問題で、誰でも「マジで?」って
言える。


実は、ヘリ親は、1990年代頃から
アメリカでも頻繁に見られる現象だった
らしい。世界的に、これがトレンドに
なるのか?否か?これは日本とアメリカに
限った現象なのか?
社会学を専攻してる人は調査して下さい。