2010年と言うと、サブプライムショックもどうやら
癒えて、さあ株でも買ってみるかと思った頃である。
まだまだ危険だ、株は買えないと思った投資家も
多かった。



ダウ工業平均で、2010年夏はだいたい11000ドル近辺。
2014年夏、4年後は、16000ドル付近。1.5倍になった。
当時目をつけていた米国株も、1.5倍から4倍、10倍に
なった株もある。投資家の常として、だいたい2倍に
なったら半分売却というのがセオリーだが、それに
しても、今の相場は一本調子の上がり基調だ。





飲料水・ビバレッジ関連と、コーヒー店舗を展開する
2社の株価が一番伸びた様だ。ティッカーシンボル
で言うと、GMCRとMNSTである。
意外に伸びなかったのは、PPOとコグニザント・テクノ
ロジ−。この2社の技術は最高だが、株価では、2010
年夏に比べて、1.5倍前後。ダウ工業指数並みの上昇
だった。CBSはテレビ会社だが、これは6〜7倍に
なっている。





銘柄の選択は、バフェットの選択法を用いて、
過去10年のEPS,BPS,PER,ROEなどの指標をもとに
今後10年間の成長率を算定するもので、いたって
シンプルである。会社が清算時(潰れた時)の
資産判定をして、現在の株価が割安であるかを
検討しておくのも当然のことである。あとは、
その企業を信じて、じっくり待つ。忍耐も必要
である。バフェットは最低5年はホールドすると
言われているが、一般投資家は1年保有する
だけでも、イライラするものだ。そこを乗り越える
には、株価に無頓着になり、株価や企業の業績を
再評価する時期は1年に一回。盆暮れ正月、どこか
1時期に決めておくことが素人にはよいようだ。





株や不動産はキャッシュフローではないし、売却
して利益が確定されない限り、何のメリットもない。
サラリーマンなら、本業に精を出すのが一番(笑)
バフェットは、株の売買、企業買収・投資が本業。
バフェットの真似をするのは「株の銘柄選択」だけ
にするのが、素人にはよさそうだね(笑)